らっこやのはじまりの話

古き良き日本の文化が残っているようなまちに暮らしたいなぁ

と探していたころ、日野を見つけてここだ!と思いました。

巡り合った江戸末期築の薬商の家。

以前の内装が解体され、ぼろぼろになっていた土間に、昔ながらの天井を設えてくださったのは、懐かしい暮らしをご存じの、御年80歳近い日野町の棟梁。

天井に使う木材には伝統的なベンガラを塗りたい旨をお伝えすると「ほんならベンガラはあんたらで塗りや」と材料一式を手渡され、見よう見まねで私たちが塗装しました。

・・・そして2週間後。天井が出来あがったとの連絡を受け、家に入ってびっくり。

 

私たちは住まいとするために古民家を修繕をしようと考えただけでした。

しかも土間の天井を補修していただいただけだったのに、家は本来の輝きを取り戻し、風格さえ漂わせていたのです。

 

この家を私達だけで独占するのはもったいない。多くの方をお迎えできる、『活きている』場所にしたい。だけど他所から来たわたしたちの家に、だれもが気兼ねなく入っていただくためには、お店にするのが良いのでは・・・?

 

そんな想いでらっこやが誕生することになりました。

 

ご来店いただいた際にはらっこやカフェスペースに入ってすぐの

土間を見上げると見えるこの天井をぜひごらんください。